それ、論点ズレてます。


昨日投稿したはずだった記事を間違って自分で消してしまったみたいなので半日前の記憶を頑張って掘り起こしながら復元したいと思います。


自殺した中3生に誤った進路指導をしたことが明らかになった中学校には、本当にその進路指導が誤っていたせいで自殺したかどうかかわからないと言っている人がいるようだ。(聞いた話なので本当かどうかわからない)

それは、論点のズレだと思う。

将来を前向きに考えていた一人の生徒が自殺してしまったという悲しい事実。その生徒の進路指導を誤って行ったという信じ難い事実。

それらが存在することは確かであって、二つの事実の因果関係が大事なのではない。
それらに繋がりなくても学校が何らかの責任取るべきである。

私は教職員が全員解雇ということになっても不思議はない。それだけのことをしていると思うから。

大事なことを雑に扱うことにこの学校の教職員は全体として何の疑問も感じていなかったからこのようなことが起こった。万引きの事実を口頭で伝えたり、誰が資料の訂正を行うのかきちんと決めなかったり、面談をほかの人にも聞こえてしまう廊下で行ったり、生徒の大事な進路がかかっているのになんとなく適当に進めすぎている。生徒に何の関心も無いのかなと思うくらい。

たとえ今回の件に関与していなくても、学校全体にこんな風潮が蔓延してしまっているため、数人残したところでまた同じことを繰り返す。どこかでこの流れを断ち切らなければならないとすると、やはり今全員解雇としてもいいんじゃないかなと思う。

そこで自分のプライドとかメンツとかばかり気にする人は教師失格だ。信用出来ないし、そんな人に私の成績を管理して欲しくないし、私の将来を壊して欲しくないなと思う。
(生徒の分際で失言失礼しました)


そのような職員は自殺の責任を自分たちに押し付けられるのが怖くて因果関係を疑問視しているように感じる。でも実際大事なのはそこじゃないと思う。反省していかなければならないのはそんな事態を引き起こしてしまったということそのものである。




論点のズレというところで言うと、「保育園落ちた。日本死ね。」と書き込まれたブログの件も同様のことが言える。

この話題が議会で討論された時、総理はそれが事実かどうかを確かめようがないと言った。出典はどこだとか言う野次も飛んだ。

そこじゃないんだよな、と思った。
 
当のブログの言葉遣いは荒かったけど、そこまで怒りを顕にしてしまうほど国会が提案した政策に納得していないということである。
その口調が何よりもその証拠だ。

実際に保育園落ちて、わが子を待機児童とさせられた親たちは沢山いる。そして一億総活躍社会という言葉に疑問を感じている人が大勢いるのも確かな事実だ。

話し合われるべきはそれにどう対処していくかだ。その対策は適しているか。実現性の高い政策か。

しかし先日はそこに関して明確な答えは出ていなかった。一億総活躍社会という言葉を、特に具体的な策もないのに出してしまい、核心を突かれて動揺しそれを隠すために話を濁したように申し訳ないが思えた。

やましいことをしている意識があるから、口ばっかりの政策を打ち出してしまったから、濁すのだと思う。

でも国会議員は、選挙によって選ばれた国民の代表であるから、国民の清き一票を無駄にして欲しくない。議会で寝る。適当な政策打ち出す。失言が多い。無理やり法案通す。そんなモラルのない国会、本当に醜いから。信用出来なくなるから。もう少し正当に議会を進めて欲しいなと思う。 
(非有権者の分際で失言失礼しました)



不正が発覚したりした時、メンツがすべての人間が多すぎる。自分がどう思われるか。そんなことにビクビクしながら生きすぎている。人間誰でもそんなものだけど。責任をどうにかしてどこかに転嫁しようというのは人間の本能かもしれないけど。今回それがすごく浮き彫りになったな、と個人的に思った。









こんな感じだったかなぁ....(;_;)