与えられた権利


昨日クラスメイトと選挙の話になった。
彼は今年の参院選までに誕生日を迎えるので、その参院選の時には選挙権が与えられることになる。しかし彼は、「えー行かない。めんどくさいし。」と言った。



まだまだ先のことだと思っていたけど、あと数ヵ月で、選挙権が与えられる年齢が引き下げられてから初めての選挙が行われる。
高3生はクラス内で選挙に行くことができる人とできない人が混在することになる。不公平だなと思う。18歳ですでに社会に出ている人はあまり感じないようなことなのかもしれない。

私は選挙権が与えられたら必ず投票に行こうと考えている。それがきっかけでちゃんと政治を知ろうと思うきっかけになると思う。
高齢化で有権者も高齢者が増え、高齢者が住みやすい社会が作られてしまっている。だが、これから社会を担っていかなくてはならない若い世代は投票に行く人が少なく、ますます高齢者にとって住みやすい社会が出来上がっていく。私たち若い世代が、社会を知り、考え、参加していく必要がある。


今は正直国政のことはよくわからない。しかし、この人に託したくないな、と思うことはある。

以前通学中に駅で立候補者が街頭演説をしているところを見た。その候補者は、有権者にはあいさつをし、私たちのように制服を着た非有権者にはあいさつをしなかった。
また別の日の通学中、横断歩道で街頭演説をする立候補者を見た。その候補者は誰にでも丁寧に頭を下げ、自分の名前を名乗っていた。
私は後者の方が良い印象を受けた。せっかく1票を投じる権利を与えられたなら、すぐ目の前の選挙のことだけではなくこれから先の社会も考えている人に投票したい。そしてその1票が、無駄になることなんてないと思うから、投票には絶対にいくべきだと思う。


今度の参院選投票率が楽しみだ。