続けていくこと


「TV ぴあ」が昨日発売の号を以て休刊となった。
「オリ☆スタ」や、一部の地域では「ザ テレビジョン」  も今後休刊となる。


不景気だから購入する人が少ないのだろうか。雑誌の記事や写真は購入した一部の人によってSNSなどにアップされ、画像として拡散されたものを手に入れることができるから購入する必要がないと思うのか。ひとつのジャンルの雑誌でも種類がたくさんあるために分散してしまうのか。



いずれにせよ、歴史が長い短いに関わらず“今"売れていなければ、“今"のニーズに応えられなければ、その激戦を制することは不可能であるということだ。続けていくことの難しさをよりいっそう強く感じた。



これは雑誌業界だけに関わらず全てにおいて当てはまることだ。
電子化の進行、インターネットの普及により、紙文書類が苦戦を強いられている。

そこで私は、「雑誌に掲載されている写真および文章を、許諾なくSNSにアップすることは禁止である。」という本来の規則を守らせるために、雑誌の各ページにバーコードのようなものを組み込ませておき、カメラやスキャナーはそのバーコードに反応して読み込めなくなるという仕組みの導入を提案する。この仕組みは現実的に可能か不可能かはいまいち分からないが、何かしらのて手だては早めに打つべきであると思う。

私は割りと雑誌そのものを買って読む方である。だから好きだった、よく読んでいた雑誌が業界から撤退するのは少し寂しい。他の雑誌も休刊ということになっては欲しくない。守るべきことを守ってそれが叶うのなら、きちんと規則を知り、犯さないようにしていきたい。